工作機械の制御盤の電装設計をしています。得意先様より機台ごとの仕様書をいただき、その内容に基づいて1台1台設計しています。
設計の内容は、制御盤を作る人が作業できるように、
・電装関係の仕様として何が必要なのかを仕様書から抜き出す。
・その仕様を満たすための図面を描く
・必要な部品を洗い出して手配する
・制御盤の機器レイアウトを決める
などを行っています。
設計に配属されてから半年程で手掛けた、とても仕様の多い機台が印象に残っています。
仕様を確認するだけで今までやってきた機台とは比べ物にならないくらい時間がかかり、何十通ものメールを送ったり、大量に部品を手配したりしました。どれだけ大変でも確認をしなければならないので、資料を見たり、色んな人に聞いたりしました。非効率で不手際が多く、様々な人に迷惑をかけてしまいましたが、そこから「こうすればあの苦労をしなくて済む」、「こうすれば効率的」などの気付きが得られました。
今の自分はまだまだ未熟ではありますが、確実にその時の経験が活きていると思います。
設計はやることが多く、一つできるようになれば次にこれを、というようにスキルアップをしていくことが求められます。とても大変ですがそれだけに、出来るようになった時は達成感があり、それがやりがいにつながっていると思います。
最初は分からないことが多く上司や先輩に聞いてばかりいましたし、時には失敗することもありました。しかし、いろいろと理解できるようになって出来ることが増えていくたびに自分の成長を実感でき、次のスキルアップへのモチベーションになっています。
産業用・設備機械の制御箱の部品付けと電線材の配線をしています。
社是にもある「良品」「納期を守る」を常に意識しながら、人間よりも大きなBOXに、図面をよく見ながら的確に部品を付けたり、細いものから太いものまである電線を指示通りにいかに見栄えよく接続し、まとめることができるのか考えながら作業しています。
ねじ締めや端子の圧着なども行いますが、スキルアップできるよう自ら新しい作業を行うようにして、図面には誰が見ても作業ができるようにメモをするようにしています。
ねじ締めトルクに注意し、テレコ配線にならにように完成後にはしっかりと確認しています。また無理な作業はせず、周りの人と協力しながら作業しています。
私は高校卒業後、新卒で入社し、学生気分が抜けていませんでした。社会人としての「責任感」や「意欲」が欠けていましたが、働いていく中で、「工作機械の脳の部分とされているものの製造に携わっている」「小さなミスでも大きなミスに繋がることもある」ということを感じ、ひとつひとつの作業に責任を持って行うようになり、「ねじ締め」「圧着」「半田」などの認定試験を受けて合格したことで自分のできる作業が増えて、意欲的に仕事に取り組めるようになりました。また、自分が努力した分、周りから認めてもらえる喜びや製品が完成した時の達成感を感じることができます。
仕事を通じて「人と関わること」「自分の作業工程に責任を持つこと」の大切さを知りました。
私は入社して2年程で「ハーネスの製作」や制御箱を操作する「操作箱の製造」を行い、現在は「制御箱の製造」を行っています。製造部の仕事をいくつも経験させていただいたおかげで、一連の作業を把握できたり、作業者がいない時に応援に入ることができたりします。新しい作業を覚えるのは簡単なことではないですが、わからないことあれば先輩に聞くと丁寧に分かりやすく教えてもらえるので、自分のスキルアップのためにもしっかり覚えて活かしていくようにしています。また、入社してすぐに半田の認定試験に合格することができたため、作業者の限られた半田の工程で、作業が追い付かない時には協力することができるのでやりがいを感じます。
最低限の作業ができたらいいと思っていた私でしたが、周りの人のおかげで続々と新しい作業を学ぶことができて、時にはくじけそうになることもありましたが、今では、それ以上に楽しく仕事ができています。
制御箱内の電線の切断、電線被覆剥、端子圧着を行っています。
最初は分からないことばかりで大変でしたが、先輩方や上司の方々が分かりやすく理解するまで教えてくださったので、早く仕事に慣れることができました。
私はマイペースなので、高校生だった頃は時間にルーズなところがありましたが、入社してからは、意識が高まり早めの行動がとれるようになりました。
今後の目標としては、社会人になり2年目に入ったので、もっと成長できるように頑張りたいです。
先輩や上司の方々がすごく優しいです。分からないことがあると、丁寧に教えて下さいます。また、体調が悪かった時には気付いてくださり、とてもありがたかったです。
工場内はとてもきれいで空調もしっかり管理されているので、働きやすいと思います。